東海道を見守るお地蔵様

江戸六地蔵尊とは




品川寺 地蔵菩薩
(江戸六地蔵第1番)
  お寺の境内や、野山の道端にあるお地蔵様は、私達の目に心に一番親しみのある仏様です。大地が多くの恵みをもって万物を育成するように,地中蔵する福徳を全ての者に分かち与えてくれるという意味で、延命長寿、夫婦和合、子孫繁栄福徳増長の仏様として崇められています。
  お地蔵様が左手に如意宝珠を持っているのは、一切衆生の願いを満足させるという験しで、錫杖を持っているのは、野や山、いたるところに慈悲の心をもって救済される姿を顕しています。また持ち物がそれぞれ違い、六躰並んで祀られているものは「六地蔵」と呼ばれ、「六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)」の衆往を仏道へ導く姿を顕したものです。
  江戸六地蔵尊は「地蔵坊正元」と言う僧侶が建てたと言われております。正元は二十四歳のとき不治の病にかかり、明日をも知れない重体になりました。そのことを父母が悲しみ、お地蔵様に病気平癒の祈願をしておりました。その姿を正元は親の嘆きが骨身に堪え、自らも一心に祈願し、病はたちまちにし全快しました。
  その後正元はお地蔵様への報恩の為に、金銅丈六の六地蔵尊建立を発願し、湯島天神、神田・愛宕明神の境内で荒行を修め、それを衆生に見せて、江戸御府内を勧進して数万人の施主を募りました。そして、江戸の六街道の入り口に丈六の地蔵尊を一体ずつ建立し、その体内には小さな六地蔵尊の尊像を納めて、道行く人々の無事を守り、江戸御府内の疫病を払い、世の中を浄土にしようと十四年の歳月をかけ建立したのです。

札  所 街 道 名 寺 院 名 尊 像 建 立 年
第1番 東海道 品川寺

品川区南品川
宝永5年9月
第2番 奥州街道 東禅寺

台東区東浅草
作成中 宝永7年8月
第3番 甲州街道 太宗寺

新宿区新宿2丁目
作成中 正徳2年9月
第4番 中仙道 真性寺

豊島区巣鴨2丁目
作成中 正徳4年9月
第5番 水戸街道 霊岸寺

白河1丁目
作成中 享保2年4月
第6番 千葉街道 永代寺

富岡町
現在は残っていない 享保5年7月
代 仏 浄明寺

台東区上野桜木町
なお、現存する五体の尊像は 鋳物師神田住 太田駿河守藤原原正儀作   


地蔵菩薩ご真言

      オ ン カ カ カ ビ サ ン マ エ イ ソ ワ カ

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