品川寺

品川寺について

品川寺の1300年の歴史

品川寺は、大同年間(806年~810年)に開創された品川で最も古いお寺です。

町の人々は東に海を、西に肥沃(ひよく)な農地を有し、海の幸、野の幸にめぐまれ、人々は豊かな平和な生活をして来ました。

中世といわれた時代(1200年頃)からは、「港町」として栄え、江戸時代(1630年~)になると、東海道五十三次の第一番目の宿場町となり「旅人の町」として最も栄えました。

江戸時代末期には寺域が荒廃し、大梵鐘も海外に搬出されたこともございましたが、大正5年より復興計画をめぐらせ、昭和5年5月5日に大梵鐘がスイスのジュネーブより贈還されました。

これを期に、鐘楼(しょうろう)、会堂(かいどう)、客殿、拝殿(はいでん)、会館と建立され、今日に至っています。

品川寺の歴史

品川寺の寺宝・文化財

境内には、国指定重要美術品の「大梵鐘」や樹齢600年の「イチョウの木」があり、山門周辺には東京都指定重宝である「江戸六地蔵一番」をご覧いただけます。

また、現在東京国立博物館に保管されている「絹本着色仏曼荼羅図」(国指定重要文化財)も品川寺の文化財です。

品川寺の歴史は、品川の町そのものです。

品川寺の歴史

寺宝・文化財

絹本着色仏曼茶羅図
指定文化財

絹本着色仏曼茶羅図(国指定重要文化財)

鎌倉初期の作
現在東京国立博物館に依頼保管中

 

大梵鐘
指定文化財

大梵鐘
(国指定重要美術品)

明暦3年(1657年)9月18日、京都三条大西五郎左衛門尉藤原村長に命じ鋳造。
周囲に徳川三将軍の号(東照宮、台徳院殿、台献院殿)と六観音(聖・千手・十一面・准胝・如意輪・馬頭)を陽刻し、普門品一巻を陰刻する。

江戸六地蔵一番
指定文化財

江戸六地蔵一番
(東京都指定重宝)

宝永五年(1708年)建立。深川の地蔵坊正元の発願による。

イチョウの木
指定文化財

イチョウの木
(品川区認定天然記念物二号)

樹齢600年 (境内一円は「樹林」と指定されている。)

聖観音菩薩像
寺宝

聖観音菩薩像

薬師如来像・日光月光菩薩像
寺宝

薬師如来像・日光月光菩薩像
(江戸中期作)

毘沙門天像(江戸期作)
指定文化財

毘沙門天像(江戸期作)

弘法大師坐像
指定文化財

弘法大師坐像

不動明王像(鎌倉期作)
指定文化財

不動明王像(鎌倉期作)

新しくなったお不動様(江戸後期作)
指定文化財

新しくなったお不動様(江戸後期作)

弁天堂
指定文化財

弁 天 堂

稲荷堂
指定文化財

稲 荷 堂

七福神石造(毘沙門天像)
指定文化財

七福神石造(毘沙門天像)

七福神石造(布袋神像)
指定文化財

七福神石造(布袋神像)

まことの鐘・仁慈の鐘
指定文化財

まことの鐘・仁慈の鐘

英霊堂
指定文化財

英 霊 堂

弘法大師修行像
指定文化財

弘法大師修行像

神変大菩薩(役の行者石造)
指定文化財

神変大菩薩(役の行者石造)

七福神石造(福禄寿像)
指定文化財

七福神石造(福禄寿像)

七福神石造(弁財天像)
指定文化財

七福神石造(弁財天像)

六地蔵
指定文化財

六 地 蔵

宝篋印塔
指定文化財

宝篋印塔

七福神石造(恵比寿天)
指定文化財

七福神石造(恵比寿天)

七福神石造(大黒天像)
指定文化財

七福神石造(大黒天像)

七福神石造(寿老人)
指定文化財

七福神石造(寿老人)

十三重塔
指定文化財

十三重塔